Q&A よくあるご質問
お客様で撮影したデータは弊社に蓄積されるわけではありません。本機はオフラインで使用します。
管理としては写真ごとに日付時間も記録されるため、現場で運用されている作業指示書に書き込む、記入するなどして撮影データをトレースできるようにしたら良いと思います。
管理の視点では、ゴミブツ測定の内容よりも、『誰がやっても同じ結果を出せること』と『データとして残してトレースできること』に重要な意味があると思います。
同じ対象物を測定したときの「AI測定値のバラツキ測定値」を以下にまとめます。











撮影画面の時左上にシャッターボタンがあります。画面はタッチパネルになっているので、カメラを位置合わせ重視で対象物に添えて、画面を見ながら画面上のシャッターボタンを押せば、位置合わせ、および手ブレを軽減させ、吊りかけ品も検査ができます。
高さは測定できません。塗装ゴミブツの高さを測る方法は現在存在しておらず、基準として明確なものが塗装業界にないためです。実務上、爪がかからないことや引っ掛かりがないこと、などの表現で高さの基準を制定している品質基準はありますが、あいまいな表現として、目視で数字で測定できていない以上、高さの基準については品質基準に載っていない過剰な品質判断として適切な基準ではない、というのが弊社の考え方です。高さ方向の影響度としてはゴミブツを撮影した際の輪郭の明確さ、装置でいうところのカメラで認識できるかどうか、AIが検知できるかどうかが高さ方向の影響度として考えます。
1画面内に複数ゴミブツが写っている場合、それぞれのゴミブツごとに個別の大きさを測定することはできません。その場合、検知した部分全体の最大の長さと、検知した部分全体を合算した面積の測定数値となります。一つずつのゴミブツを測定したい場合は個別になるように写して検知してください。また画面上の格子が1ミリ角の格子ですので複数個検知時の個別サイズの判断の目安にしていただけたらと思います。弊社の考え方として、カイゼン目的であれば個別サイズが測れたほうがよいですが、本製品は品質判断のムラを無くすことが目的なので個別サイズよりも、目視検査に近い形でゴミブツ集合体として品質判断材料になることを重視しています。位置情報を本装置のみで確認することや紐付けることもできないので、PCにデータを取り込んだ後にユーザー側でトレーサビリティといてご自由に紐付けてください。
連続で3時間バッテリー持ちます。また、全く触らない状態で5分経つとスリープ状態、10分経つと強制シャットダウンされるように設計していますので、電源つけっぱなしでいざ使おうとする時に電池切れとならないように設計しています。また、空充電から満充電には付属の電源アダプタによって1時間もあれば充電できます。
デジタルドットゲージはゴミブツ発見装置ではなく、人の判断を助ける測定装置です。よってゴミブツを自動で発見する機能はなく、どこにゴミブツがあるかどうかは人による目視で発見するようになります。ただ、カメラの視野角内であれば塗装ゴミブツを学習データに基づいてどれがゴミブツかを自動で検知します。
製造ライン上に固定して使うことはできません。デジタルドットゲージは製造ラインに据え置きで設置できない状況の塗装製品向けに開発した製品です。据え置き型が希望の場合は装置メーカーにご相談ください。本製品は多品種少量生産製品や大型製品などが対象製品です。これらの製品はインラインで検査装置を設置することができない、もしくは検査装置を設置できるほどの生産数がないため設備投資の採算がとれない製品です。そういう製品向けにすでに完成したAIで塗装ゴミブツ検知に機能を絞った代わりにどんななんでもどこでも測定できるようにしたいと思い、開発した製品になります。
人に依存した検査から脱却できる部分は「判断の部分」です。発見は従来通り目視で行い、デジタルドットゲージを使うことによって微小なゴミブツの拡大化と数値化を行うことで人の判断を助けます。人の感じ方によって結果が異なる判断はなくすことができます。また判断時間もフィルム型ドットゲージの使用では数十秒かかっていたものが、2〜3秒でばらつきなく測定できます。
光沢の有無について、関係なく検知できます。ただつやありに関してはゴミブツによる凹み傾斜部分の反射も検知部分に含め、影響度に対してより目視検査に近い検知が可能になるようにAIを学習させています。メタリックに関しては細目は検知できますが荒目の時にゴミブツの境界がカメラで認識できない場合がありますのでその時は「カメラで検知できないゴミブツ」としてご判断ください。ユーザー側でのAIの再調整、ティーチング、設定等はございません。
数回検査を行えばすぐ慣れるよう直感で使えるようなシンプルな設計をしています。カメラ部を塗膜に押し付けてシャッターを切る仕様は塗装業界で馴染みの深いプルーフ式の膜厚測定器の使い方をイメージして設計しています。これまで従来のフィルム型のドットゲージでは検査スキルとなるため育成コストがありましたが、デジタルドットゲージを使えば育成コストなしで検査の仕組み構築ができます。装置の使い方については取扱説明書の他にHPに製品のプロモーションムービーを掲載し、YouTubeでも掲載していますのでご参考に頂けたらとおもいます。
本製品は購入後にすぐ使えます。従来、AIを使用するには環境や対象に対する設定やティーチングが必要ですが、デジタルドットゲージには学習済の弊社で開発したAIを搭載しているため、ユーザ側での面倒な設定はありません。また、オフラインで使用できるエッジAIを採用しているため塗装検査環境にオンライン環境も不要です。
解像度は680×480になる。視野は8.4×6.7㎜ ゴミブツは0.1㎟が最小サイズ 自社の合否基準に合わせて閾値を設定することはできません。装置で設定基準に基づいてOKNGの判断を出す機能はつけてない。その機能は、同製品上で複数品質ランクがある場合、基準の設定の忘れによる流出を防ぐために判断機能はつけていない。判断はあくまで各社ごとの品質基準書に数値が適合しているか人が行い、装置は人の判断をサポートするAIになります。
不良への影響度は生産数やそのコストなど会社や製品によって異なります。事例として1000万円月に売り上げる塗装ブースで粗利6%の改善実績があります。そのブースでの検証の結果、再塗装が36% 判断に悩む時間が7.9% 判定ばらつきによる再配送コスト7.2% 原因究明や事務作業1.8% 出張による手直し0.04% の削減実績があります。
曲面は検査できます。ゴミブツの輪郭がはっきりしていれば検知できます。ただ接地面の隙間から大きく光が差し込む場合AIの検知精度に悪さする場合があります。凹凸やエッジ部に関しても同様にゴミブツの輪郭ががはっきりしていれば検知できる場合はありますが、背景が塗膜でない場合や大きく模様が映し出される場合の背景ではAIが誤検知する可能性が高いので、カスタムでAIを作成することを推奨します。検知できない場合、画面上に1ミリ角の格子があるため顕微鏡としてお使いください。また、カメラで検知できなかったという事実は「カメラで検知できなかったゴミブツをOKもしくはNGとする」という一つの判断基準にはなると考えます。
フィルム型のドットゲージは対象のゴミブツに当てて大きさを測りますが判断まで熟練度によりますが平均して20秒ほどかかります。また極小すぎる対象物のサイズ判断は人の感じ方によるばらつきが生じます。また判断をベテラン検査員に委ねることになるためコミュニケーションコストもかかります。フィルム型ドットゲージの検査スキルの伝承にも時間がかかり、結局判断結果のばらつきはなくなりません。一方デジタルドットゲージでの検査であれば、2〜3秒で測定、判断が可能で、拡大化と数値化がされているために判断結果にばらつくこともなく、誰でも判断可能です。検査スキルの育成コストもありません。官能検査に疲れることもありません。
デジタルドットゲージの本体価格はAIN-M-C01のモデルで定価で200万円になります。合わせて2年延長保証を別途必須初期費用とさせていただいています。保証の範囲内の内容であれば合計3年のメーカー保証をさせていただきます。部品としては、本体、カメラ、カメラケーブルはそれぞれ個別で販売可能です。メンテナンスとして任意で2年推奨の校正があります。AI精度が関わるところのピント調整を行います。合わせて内部クリーニングとバッテリー交換と校正証明書の発行はサービスでさせていただきます。校正の際その他に不具合見つかれば別途修理見積もりさせていただきます。
検査データは装置に挿入されているMicroSDカードに画像データとして保存されます。装置自体を社内のシステムと連携することはできませんが、画像の用途はユーザーさんごとに異なり多種多様なため、検査データをPCに取り込むことで、トレーサビリティや改善などユーザーさんが自由にデータを活用できるように設計しています。